生きる力を応援します。

高松市立みんなの病院

文字サイズ

087-813-7171

診療情報

当院「皮膚科」について

赤ちゃんからご高齢者までの、皮膚に生じる病気やトラブルを扱っています。
「皮膚は内臓の鏡」と言われるように、皮膚にはさまざまな臓器の病気の症状が出ることがあります。私たちはこのことを念頭に、質が高く安全で、わかりやすい診療を行います。

外来担当表
診 療 科
皮膚科 午前 徳島大学医師   徳島大学医師 第2、4週
横関 博雄
(一般皮膚科)
(皮膚アレルギー・発汗異常外来)
 

【受付時間は次のとおりです】
新患の方:午前8時~11時
再来の方:午前8時~11時

一般的な対象疾患
  • 湿疹
  • 皮膚炎
  • じんましん
  • 細菌感染症
  • 水虫
  • ヘルペス
  • 発汗異常症(多汗症・無汗症)
診療内容

一般的な疾患には、外用剤、内服薬による治療を行います。診察の際には、症状の特徴はもちろん、他の病気の治療歴や内服歴、お仕事や生活習慣などをお聞きしながら診断します。

光線療法

光には、波長の長いものから赤外線、可視光線、紫外線があります。以前から皮膚科領域では、光線療法として、紫外線の一部分の光線を体に直接当てて、皮膚疾患を治療する方法を採っています。
紫外線は、波長の長いものから、UVA、UVB、UVCに分けられます。当科にはUVAとナローバンドUVBを照射する装置があります(写真1)。主に、乾癬(かんせん)、白斑、皮膚リンパ腫などに有効であり、1回で全身の4分の1を照射することができます。1回の治療時間は、全身の場合、5分×4回= 20分程度です。
さらに、当科ではエキシマライトを使った光線療法も行っています。エキシマライトは、別名ターゲット型ナローバンドUVBと言われ、病変部だけに従来よりも強いエネルギーで限局的に照射できます(写真2)。主に掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎、結節性痒疹、白斑、円形脱毛症などに適合します。

写真1 写真2
発汗異常外来

2021年4月から発汗異常外来を開設しました。
発汗異常症には、多汗症と無汗症があります。多汗症の分類には、特発性である一次性の多汗症と、原因となる基礎疾患がある二次性の多汗症にわけられます。 特発性多汗症の発症部位は、手掌(てのひら)、足底、腋窩(わきの下)、顔面などです。
その診断基準としては、 〇発症年齢が25歳以下 〇両側対称性 〇睡眠中は発汗が止まっている 〇家族歴がある 〇週1回以上の多汗のエピソードがある 〇日常生活に支障をきたす程の汗である 以上から2項目以上該当する場合に診断されると2004年のJAAD※で述べられています。 ※JOURNAL OF THE AMERICAN ACADEMY OF DERMATOLOGY
お困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

地域の医療機関の皆様へ

地域医療連携だより『皮膚科』紹介/2022年1月号(第21号)
※掲載当時の内容です。

 

ページのトップへ戻る