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高松市立みんなの病院

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骨密度検査

近年、高齢化社会にともない、骨折の原因となる骨粗鬆症への関心が高まっています。骨粗鬆症になると、骨密度減少を伴った骨組織の劣化により脆弱性骨折が起きやすくなります。特に骨折部が大腿骨頚部・胸椎・腰椎の椎体骨折の場合は寝たきりの原因となり、QOL(生活の質)の低下を招きます。
骨密度検査は、骨密度の減少を早期に予知することで、骨折の原因となる骨粗鬆症の予防や適切な治療につながります。

当院のX線骨密度測定装置(TOYO MEDIC社製:Discovery A)は、DXA法(二重エネルギーX線吸収測定法)を用いた骨密度測定装置です。DXA法とは、二種類の異なるエネルギーのX線を用いることによって、筋肉や脂肪などに関係なく骨成分だけを測定する方法で、腰椎・股関節を測定することにより、他の超音波や前腕骨のみで行う検査に比べ、検査精度が高く、日本骨代謝学会で推奨されている検査法です。
測定装置の更新により、検査時間も、各部位従来の検査時間の1/4~1/5(30秒程度)で出来るようになり、患者さんの負担が大幅に軽減されました。

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