生きる力を応援します。

高松市立みんなの病院

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087-813-7171

診療情報

医師3名体制で 妊娠・出産や婦人科手術だけでなく、不妊症や更年期障害などの幅広い疾患に対応した診察、治療を行っています。
 
・外来 場所 2階外来受付 Fブロック
    診察時間 月曜日から金曜日まで、
    午前 通常診療
    午後 予約検査のみ
・病棟 場所 3E(3階東病棟)
 助産師9名、看護師17名(平成30年9月現在)のスタッフで入院診療に対応しています。

産科

妊娠・分娩全般の診療を行っています。
妊婦健診では、超音波検査を毎回行っており、胎児や母体の異常の有無について詳細にチェックしています。平成27年4月から4Dの超音波断層装置を導入しました。
外来では「助産師指導」を妊娠中3~4回程度行っています。気になること、心配なことがあればご相談なさってください。
また「パパママクラブ」を毎月第4月曜日に行っており、妊婦さんだけでなく、ご主人やご家族にも呼吸法など出産・育児に備えた指導を行っています。祭日はお休みさせていただいていますので、参加を希望される方は事前に連絡、予約をお願いします。
さらに、助産師による「マタニティ・ヨーガ」を毎月第1・3月曜日の午後に行っています。不定期にお休みさせていただくことがありますので、参加を希望される方は事前に連絡、予約をお願いします。
当院では、産科セミオープンシステムを開始しています。産科セミオープンシステムとは、「普段の妊婦定期健診はお近くの診療所で、分娩は総合病院(当院で)」というシステムです。このシステムをご利用いただくと、夜間・休日の妊婦さんの救急対応は当院で行います。ぜひ、産科セミオープンシステムをご利用ください。
里帰り出産を希望されている妊婦さんも、今まで受診されている病院からの紹介状を持参していただければ、受診していただくことができます。現在、当院では分娩数制限を行っておりませんが、初診の時期が遅くなると、緊急時の対応が困難になる可能性が高まるので、できれば妊娠34週に入る前に受診をお願いいたします。

当院ではより自然で安全な分娩を心がけています。出産時は立ち会い分娩も可能です。健診の際に主治医にご相談ください。緊急の帝王切開になる場合には、常勤麻酔科医師の協力のもと、迅速な対応が可能です。帝王切開の傷は埋没縫合を行い、抜糸がないようにしています。
産後は新生児室での自律授乳となっており、乳房トラブルにもスタッフ全員が対応いたします。
また、出産されたお母さんにお祝いの気持ちを込めて「祝い膳」をご用意させていただいております。栄養科が味、彩などに気を配り、おいしく召し上がっていただけるよう日々取り組んでおります。

祝い膳

妊婦健診
マタニティ・ヨーガ
パパママクラブ
里帰り出産を希望される方へ
乳房ケア
入院

婦人科
良性疾患

子宮筋腫や、子宮内膜症、卵巣嚢腫、異所性妊娠(子宮外妊娠)などの良性疾患については積極的に内視鏡手術(腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術)を施行しております。他院からの紹介患者さんも増えています。内視鏡下手術は傷が小さく低侵襲で術後の回復が早く、早期に退院が可能です。粘膜下筋腫や子宮内膜ポリープに対しては、外来で子宮鏡検査を行った後に、入院して子宮鏡下手術で筋腫やポリープを切除しています。

産婦人科の腹腔鏡下手術、検査について

腹腔鏡とは、お腹の中を観察することを目的とした内視鏡のことです。お臍のところからお腹の中に入れた10mm程度の筒(トロカール)の中に腹腔鏡を入れて、お腹の中をテレビ画面で観察します。そのときに二酸化炭素を腹腔内に充満させ、視野を確保します。さらに下腹部に3カ所程度の小切開をいれてトロカールを挿入し、菜箸(さいばし)のような鉗子をトロカールからお腹の中に入れて、お腹の中を調べたり、手術をしたりします。
その結果、今までの開腹して行う手術に比べてお腹の傷が小さくてすみ、手術後の痛みは軽く、入院期間も短縮されます。麻酔は全身麻酔で行います。
この手術の適応となる産婦人科の疾患は、不妊症、異所性妊娠(子宮外妊娠)、卵巣嚢腫、子宮内膜症、子宮筋腫、その他 です。
この手術が適応とならない場合とは、全身麻酔ができない方、著しい肥満の方、何度も腹部の手術を受けられている方、腹腔鏡下手術のメリットを生かせない症例、その他医師が適応でないと判断した症例等 です。
手術前に必要な検査は、普通の開腹手術と同じ内容の検査です。
腹腔鏡下手術は、手術による侵襲性(体への負担)を少なくして、安全に行おうとする手術です。しかし、腹腔鏡下手術特有の合併症もあります。また術中腹腔鏡下手術が無理と判断した場合や手術操作等による合併症が生じた場合などでは、速やかに開腹手術に切り替えて対応します。

子宮鏡検査、子宮鏡下手術について

【子宮鏡検査】

胃の病変に対して胃内視鏡(胃カメラ)検査は、皆さんよくご存じでしょう。「胃の病変に対しての胃内視鏡検査」に相当する婦人科の検査に「子宮腔内病変に対しての子宮鏡」があります。子宮鏡検査は、外来で午後に行います。子宮の出口から子宮内視鏡を挿入し、子宮腔内の病変を検査します。そのとき子宮腔内に液体を注入して視野を確保します。検査する病変の種類として子宮粘膜下筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮奇形、子宮腔癒着症、機能性出血、子宮内膜増殖症、子宮内膜がん 等があります。通常麻酔はありません。当日帰宅できます。合併症として頻度は少ないですが、感染、大量出血、子宮損傷 等があります。

 

【子宮鏡下手術】

入院して、下半身麻酔あるいは全身麻酔で行います。多くは術後7日以内に退院できます。開腹しませんので、術後が非常に楽で、痛みもほとんどありません。子宮腔内に良性病変があり、それを摘出し、しかも子宮は温存したい(摘出したくない)場合に行います。
子宮鏡を搭載した子宮鏡下手術用の器械を、子宮腔内に挿入し、子宮腔内に液体を注入して視野を確保し、カメラでモニターしながら病変の腫瘤を削って摘出します。手術する病変としては、子宮粘膜下筋腫、子宮内膜ポリープ 等があります。ただ子宮粘膜下筋腫の場合、あまり大きすぎたり、子宮筋層に多くが潜り込んでいる場合など、子宮鏡下手術が不可能な場合があります。また子宮鏡下手術独特の合併症もあります。術中でも子宮鏡下手術が無理と判断した場合や手術操作等による合併症が生じた場合などは、手術を中止したり開腹する場合があります。

悪性疾患

子宮頚がん、体がん、卵巣がんなどの悪性腫瘍に対しては、臨床進行期に応じた的確な治療(妊孕性温存手術、根治手術、化学療法(抗がん剤治療)、放射線療法など)をエビデンスやガイドラインに基づいて行っています。
術後の化学療法を必要とする場合、初回治療時は入院していただきますが、重篤な副作用の発症がなければ、2回目以降は外来通院治療室を利用し、通院で治療を行っています。

不妊症・不育症

不妊症の各種検査から治療までをきめ細かく行っております。一般不妊治療に加え、当院では日本産科婦人科学会登録施設となっており、体外受精や顕微受精、受精卵(胚)凍結保存といった特定不妊治療も行っております。これらの治療は保険適応がなく、患者さんへの負担は大きくなり、これらの治療を受けることが難しい方もいらっしゃると思います。当院は香川県や高松市が行っている特定不妊治療費助成金事業の対象となる指定医療機関です。この制度を利用されて、早く適切な治療を受けていただけることを願っています。
一般不妊症検査
問診、内診、経腟超音波検査、血液尿検査、子宮卵管造影、精液検査など
一般不妊症治療
タイミング指導
排卵障害に対する排卵誘発
卵管障害に対する卵管通水療法
人工授精
特定不妊治療
体外受精・胚移植
顕微授精
胚の凍結保存、融解胚移植

不育症、習慣流産についても、エビデンスにも続いて検査・治療を行っています。
不育症検査
血液検査、子宮鏡検査、染色体検査など
不育症治療
アスピリン療法
子宮粘膜下筋腫や子宮内膜ポリープに対する子宮鏡下手術 など

ひとこと

妊娠・分娩や女性疾患に対して、インフォームドコンセント(説明と同意)を基本として、患者さん本位の診療を行っています。

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