臨床教育センターからのメッセージ
高松市立みんなの病院は私が初期臨床研修医師であれば来たい病院です。研修医数が1学年に4名まででちょうどよい人数で時間的な余裕をもち指導を受けられることと、スタッフの皆さんが暖かく見守ってくれて雰囲気が良いためです。質問しにくい状況はなく、救急対応も基本的には指導医師が付き添い丁寧な指導ができています。また診療科の垣根が低く相談しやすい病院です。研修を終えてもまた戻ってきて働きたいと思われる病院に、皆さんと一緒に成長していけることを楽しみにしております。
初期臨床研修の2年間は基本的な臨床能力を習得する期間であり、将来の診療科や専門分野など自身のキャリアデザインを考える上でとても重要な期間になります。当院は高松市南部における地域医療の拠点病院として、最新のがん医療や各分野の専門医療を担うとともに二次救急医療機関として救急医療にも積極的に取り組んでいます。たくさんの研修医を受け入れる大規模ハイボリュームセンターではありませんが、中規模病院で初期臨床研修を行うことのメリットもあります。経験症例に関しては、当院ERでは様々な疾患の救急患者を受け入れているため、初期対応をしていくなかで経験値は確実に上がっていきます。取り組み次第では短期間でも多くの救急診療が経験できます。また、各診療科医師への相談がしやすく指導も受けやすいといった小回りが効く研修環境もおすすめポイントだと感じています。
皆さんが充実した研修生活を送ることができるよう病院全体でサポートしていきます。
医師としての基盤を作る初期研修2年間はその後の進路に影響することも多く、非常に大切な2年間になります。当院は診療科数、救急搬送数が多く、多様な疾の診療及び処置、手技を経験することができます。2年目研修プログラムでは選択科が10ヶ月と長く、個々の希望に柔軟に対応できるような研修が可能です。また、診療科の垣根が低いため、研修科以外の上級医にも相談しやすい環境です。診療科だけでなく職種の垣根も低いことから、複数の視点から患者さんを診るようになり、患者さん個々に合わせた丁寧な医療ケアの実践に繋がります。様々な患者さんの診療や多職種との連携を通じた学びは大きく、医師としてだけでなく個人としての成長にもなると実感しています。
「高松市立みんなの病院」の名前の通り、地域に根差した温かみのある病院です。ぜひ気軽に見学に来ていただき、雰囲気を感じてもらえれば幸いです。
高松市立みんなの病院で初期研修をお考えの医学生の皆様へ
初期研修医の2年間は、医師としての基礎を築く非常に重要な期間です。高松市立みんなの病院は地域医療の拠点病院となっており、幅広い診療科を有し、一般的な症例を数多く経験できる環境が整っています。診療科間の垣根も低く、研修医の皆さんが多くの科で学び、成長できるようサポートしています。また一方で、手術支援ロボットやナビゲーションなど先端医療に触れることができる環境も整備されています。救急診療にも力を入れており、研修医が数多くの初期対応を経験することができます。これにより、迅速な判断力と対応力を養うことができます。当院には臨床研修指導医も40名近く在籍しており、日々の診療や手技の習得をサポートしますので、安心して研修に臨んでください。
ぜひ、私たちと一緒に働きましょう!皆さんの研修が充実したものとなり、将来の医療に貢献できる医師として羽ばたいていくことを心から願っています。
私は、大学病院で初期研修、大規模な市中病院で後期研修を過ごしました。その後は、大学院や小規模の市中病院、地域の町医者の外来など、いろいろな種類の医師を経験している間に10年が経過しました。その中でも、初期研修時に学んだことは頭に残っており、医療の知識以外にも、医師のシゴトとはどういうものかを感じる時間でした。高松市立みんなの病院は、中規模でありながらも高度な医療も担っているので、治療からその後までうを考えるなど、医師としての視野を広くもつことを養える環境です。また、子育て世代の先生が多く、ライフワークバランスを考えても非常に働きやすい環境が整っていると思います。そういった先生方に指導を仰ぎ、共に働き、しっかりと学び、しっかりと休み、自分の将来の医師像がはっきりしてくると思います。一緒に働けることを楽しみにしています。
